2022年1月15日更新

patchを送る

Plan 9には、配布物へのパッチをsourcesへ送るコマンドが用意されています。

2022年現在、plan9.bell-labs.comは停止しているので、9legacyの9fs-9p.ioを当てておきましょう。

使い方

patch/create subject email paths [<description]

subject: /n/sources/patchに作成されるディレクトリ名
email: 作成者の連絡先; 無い場合は'-'とする
paths: パッチ適用済みのファイル。; 通常、/sys/src以下のファイルになる。相対パスでも可。

例

この例ではオリジナルを書き換えないようにコピーをbindしてますが、直接書き換えてしまっても大丈夫です。 patch/createは、pathsの各ファイルと/n/sources以下の同じファイルを比較してアップロードします。

% cd /tmp
% cp $original $new
(edit $new)
% 9fs sources	# patch/createがマウントするので無くてもいい
% bind $new $original
% patch/create error-subject - $original
(パッチの説明...)
^D