2009年11月4日更新

drawterm

使い方

drawterm -a authsrv -c cpusrv

その他のオプションはdrawterm(8)

ポート

drawtermで使うポートは、古いバージョンと drawterm2000以降では異なります。 従来のバージョンでは、tcp567とtcp17013を使っていましたが、 現在はtcp567とtcp17010を利用します。

日本語入力

Windows版のdrawterm2000は、 IMEから入力すると文字化けを起こしていましたが、 2009年9月現在の最新版では、特に問題なく入力可能です。

Mac版では、Carbon/X11共に使えていません。 そのため、Plan 9からktransやskkを使うしかありません。

ローカルファイルの参照

drawtermは、ベースとなっているcpuと同じように、 ローカルファイルを/mnt/termから参照できます。 ただし、Windows版drawtermの最新版では、 ファイルのリストが取れません。読み書きはできるので、 ローカルからファイルサーバにコピーなんてことはできます。

不思議なことに、前バージョンのdrawterm2000では ファイルのリストが取れます。何か問題があったのでしょうか。

DrawtermのApp化

MacでDockに登録するために、Drawterm.appを 参考にしたのですが、なぜかこのままでは動きませんでした。 具体的に言えば、Carbon/X11共に、パスワードを入力した直後、 mountとbindがエラーになってしまいます。

secstore password:
usage: mount [-a|-b] [-cnq] [-k keypattern] /srv/service dir [spec]
usage: bind [-b|-a|-c|-bc|-ac] new old
usage: bind [-b|-a|-c|-bc|-ac] new old
usage: bind [-b|-a|-c|-bc|-ac] new old
mount: can't open /srv/net: '/srv/net' file does not exist
/lib/namespace.local: rc: .: can't open: '/lib/namespace.local' does not exist

ターミナルからcore.shを実行させた場合は問題ありませんが、 Drawterm.appをダブルクリックした場合に限り、このエラーになります。 環境の問題なのでしょうか。Leopard, Snow Leopard共にだめでした。

そこで、core.shを以下のように書き換えました。

#!/bin/sh

cd ~ && /Applications/Drawterm.app/Contents/MacOS/drawterm -a auth -c cpu &
exit 0