2021年12月8日作成
Google WorkspaceのGmailでDMARC
Google WorkspaceアカウントでDMARCを有効にするためには、SPFとDKIMも必要。
SPF(Sender Policy Framework)
ドメインのレコードに、以下のようなTXTを追加すれば良い。
@ TXT 1h "v=spf1 include:_spf.google.com ~all"
以下のヘルプに、いくつかの具体例が掲載されている。
それぞれのキーが意味する内容は以下が詳しい。
DKIM(DomainKeys Identified Mail)
以下のヘルプによると、設定していない場合はデフォルトのDKIMが使われるらしい。
Gmailで送ったメールのソースを見ると、以下のヘッダがついていた。
DKIM-Signature: v=1; a=rsa-sha256; c=relaxed/relaxed; ...
Authentication-Results: mx.google.com; dkin=pass ...
ARC-Authentication-Results: i=1; mx.google.com; dkin=pass ...
DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)
ドメインのレコードに以下のようなレコードを追加する。
_dmarc TXT 1h "v=DMARC1; p=reject; sp=none; pct=100"
digで設定を確認する。
% dig txt _dmarc.lufia.org
上記を実行した結果、ANSWERセクションで以下が見られれば終わり。
;; ANSWER SECTION:
_dmarc.lufia.org. 3600 IN TXT "v=DMARC1; p=reject; sp=none; pct=100"
それぞれのキーが意味する内容は以下が詳しい。
Google Domainsメモ
TXTレコードに複数の値を設定したい場合は、編集ボタンで編集状態にして、 各エントリのこのレコードにさらに追加ボタンを押せば追加できる。
少し古い画面では、++ボタンだけしかなくとても分かりづらいものだった。
そのほか、DNSのTXTレコードに設定しておくと良いもの。