2011年1月28日更新
SproutCore開発環境構築
JavaScriptフレームワークのSproutCoreを使ってみました。 詰まったところをいろいろまとめていく予定です。 今回は環境を準備するところまで。
インストール
Ruby 1.8.x
まずはRubyのインストールから始めます。 Macの場合はもともと付属しているので次に進みます。
SproutCoreが依存しているjson 1.4.6は msvcrt-ruby18.dllを参照していて、 まだ1.9系では使えないみたいなので、Ruby 1.8.x-mswinを c:\rubyにインストールします。
PATHの設定
PATHにc:\ruby\binを追加します。
RubyGems
Ruby 1.8系はgemが付属していないので、RubyGemsから 1.3.7.zipを展開してsetup.rbを実行。 これでruby/bin/gemが作られます。
gem -v
各種ライブラリ
必要なライブラリをc:\ruby\binにコピーします。 11月時点でOpenSSLは0.9.8oと1.0.0aの2種類ありますが、 1.0版を使うと序数xxxエラーで停止しますので注意です。
- zlib-1.1.4-1/bin/zlib.dll
- readline-4.3-2-mswin/bin/readline.dll
- OpenSSL for Win/sslay32.dll
- OpenSSL for Win/libeay32.dll
- iconv-1.8.win32/lib/iconv.dll
SproutCoreのインストール
$ gem install sproutcore
依存するパッケージも含めて全部インストールしてくれます。便利。
$ gem update
アップデートがあるものを全部まとめて処理してくれます。
$ gem cleanup
最新のパッケージを除いて、古いものを削除します。
ファイルツリーのメモ
gemsのインストール先
$rubydir/lib/ruby/gems/$rubyver
$gems/doc/ridoc | リファレンスマニュアルっぽい |
$gems/gems | 各種パッケージ |
SproutCoreパッケージ
$gems/gems/sproutcore-$ver
$sc/bin | sc-genやsc-serverといったコマンド |
$sc/lib/buildtasks | 各種rakeファイル |
$sc/lib/doc_templates | ? |
$sc/lib/frameworks/sproutcore | これがソースっぽいね |
$sc/lib/sproutcore | sc-コマンドで使うrbファイルかな |
$sc/lib/gen | sc-genで使うテンプレート |
$sc/design | ? |
$sc/spec | ? |