2010年5月12日更新

Accessメモ

イベントの発生順序

  1. BeforeInsert
  2. BeforeUpdate
  3. AfterUpdate
  4. AfterInsert

印象と違っていたのでメモ。 AfterInsertのほうがAfterUpdateより先だと思ってました。

OldValueを参照するとエラー

TextBox.OldValueプロパティを参照するとエラーになって割と困りました。 現象としては、値がNullとかではなく、プロパティが参照できません。 これは、1対多リレーションシップのとき、 1側のデータについてOldValueを調べると発生します。

解決策は、Currentで値を残しておいて、あとからそれを調べるようにします。

OldValueの疑問

たとえばTextBox.Valueを"テスト"から"test"に書き換えた場合。 BeforeUpdateではOldValue="テスト"でしたが、 AfterUpdateになるとOldValue="test"になっていました。 これは何か他の要因?それともそういう仕様?

BeforeInsertイベントが発生しない

ヘルプによると、プログラムから値を挿入した場合は発生しない、とあります。 でも、たぶん。最初にどこをキックしたかによって変ってくるのではないかなあ。

  • ヘルプの通り、プログラムから挿入した場合は基本的には発生しない
  • 最初に入力があったものがコントロールを介しての場合、プログラムからでも発生する
  • 新しい行の最初に値が入ったとき、がBeforeInsertのタイミング
  • なので、それ以降はコントロールを介していようが発生しない

まとめると、プログラムから扱う場合、Me!Itemがフィールドの場合は発生しないで、 フィールドをバインドしたコントロールの場合は発生ということ?

NotInListイベント

ComboBox.NotInListイベントは、入力チェックが有効になっていないと反応しない。

オートナンバーを持つテーブルをコピーする方法

オートナンバーをキーにしている場合、 番号がずれるとリレーションも切れてしまうので調べた。

クエリを使ってinsertすればコピーできる。 その際は、元のテーブルが記録していた次の番号のほうが大きければそれ。 挿入したデータのほうが大きければその次の番号となる。

リレーションがあってもコピーできるが、順番には注意。

オートナンバーのリセット

CurrentProject.Connection.Execute _
	CommandText:="Alter Table テーブル名 " _
		& "Alter Column フィールド名 Identity( 1, 1 );"

または、

DoCmd.RunSQL "alter table tablename alter column columnname counter(1)"

ただし、リレーションシップが張られている場合はエラーになる