2009年5月19日作成

GENOウイルス

怖いね

Adobe製品の脆弱性により、 ブラウザからJavaScriptを実行するだけで感染してしまうそうです。 詳しくはGENOウイルスまとめに。

問題はAdobe ReaderとFlash Playerの脆弱性が原因と言われているので、 最新版にアップデートしておけば問題なさそうですね。 被害対象となるOSはWindows 2000/XPだそうです。 いま使ってるOSはPlan 9とVistaとMacなので、 関係ないといえば関係ないのですが、怖いので更新かけておきました。

Windows Vista

Adobe Reader

Readerを立ち上げて、[ヘルプ]→[アップデートの有無をチェック]。 更新があればインストールするかを聞かれるので、インストールします。 Reader 9なら9の範囲で更新するようなので、8以下の場合は手動で。

Flash Player

Flash Player設定パネルを使えば、 テキストファイルを編集しなくても簡単に設定できるようですが、 最低7日までしか選べないので微妙です。 というわけでテキストファイルを編集します。

まず、%WINDIR%\System32\Macromed\Flash\mms.cfgを作成。 ここで、64bit Windowsの場合は%WINDIR%\SysWOW64\Macromed\Flash\mms.cfgになります。 非常に分かりにくいしAdobeのマニュアルにさえ書かれていませんが。 原理は64bit WindowsにおけるSystem32とSysWOW64を参照。

mms.cfgファイルの内容は以下の通り。UTF-8で保存します。

AutoUpdateDisable=0
AutoUpdateInterval=0

AutoUpdateIntervalは日単位のようです。 0の場合はFlash Player起動時に確認。

mms.cfgを作成したら、OSを再起動して以下2つのFlash Playerを更新。 ブラウザを立ち上げてFlashが再生されるページを開けば、 更新確認のダイアログが開くはず。

  • Active X版(IE)
  • Plug-in(IE以外)

Mac OS X Leopard

Adobe Reader

使ってないので何もしない。

Flash Player

Apple Software Updateから、10.5.7アップデートを 当てればFlash Playerが更新されます。

JavaScriptは、それしか対策が無いなら切りますが、 アップデートすれば解決するようなのでそのまま。 最新版にしたうえでJavaScriptを切るのは、やりすぎだと思うなあ。